インパクトのあるマジックにはある程度の技術、練習が必要なものが多いです。
しかし中には初心者にでもすぐにできる難易度にも関わらず、プロのようなマジックができるものも存在します。
必ずしもマジックの難しさと驚きは比例しません。
本記事では誰でもできる割に、インパクトの大きなマジックを厳選して紹介しています。
手っ取り早くマジックを演じて、しかも高い効果を得たいのであればこれらのマジックは非常におすすめです。
1.インビジブル・デック
このマジックのインパクトはものすごいです。
非常に不可能性が高く、観客から見ればどう見ても魔法です。
現象
マジシャンは「見えないトランプ」でマジックをすると言い、あたかも透明なトランプがそこにあるかのようにマジックを始めます。
マジシャンは1人の観客に、見えないトランプを混ぜて、その中から1枚のトランプを選んで裏返して戻してほしいと言います。
観客には当然渡されたトランプは見えませんが、見よう見まねでその通りにします。
マジシャンが見えないトランプをしまい、観客に裏返したカードは何だったか聞きます。
トランプが見えていないので当然観客は想像で、何のカードだったか言います。
マジシャンが再度トランプを取り出すとトランプが見えるようになって出てきます。
そしてトランプを広げていくとなんと観客の言ったカードのみが表向きに出てきます!
トランプを出してからの怪しい動きは一切ありません。
プロマジシャンもよく演じる有名なマジックです。
簡単であるにも関わらずマジックとしての完成度が高いので是非おすすめしたい一品です。
トリックを学ぶ為だけでも購入する価値のあるマジックです。
色々な種類がありますが、バイシクル柄のトランプをおすすめします。
紙の質が良く、マジックに最も使われるトランプなので怪しさがありません。
2.マネーショック
お金を使ったマジックは基本的に受けがいいです。
観客も現金なもので、特にお金が増えるマジックの食いつきは圧倒的です。
財布に入れておけば「何かマジックやってよ!」と言われたときにいつでも演じる事ができるため、とても使い勝手の良いマジックです。
現象
マジシャンは財布から5枚の白紙を取り出し、表裏をあらためます。
一瞬手をかざすとその瞬間、白紙は5枚の1万円札に変わってしまいます!
誰もが一度は夢見るマジックですね。
因みにマジックに使用する5万円は付属しません、、当然ですが自前で用意しましょう。
インパクトでは劣りますが千円札バージョンもありますのでリーズナブルに演じたければこちらがおすすめです。
3.サイキックペン
これまた食いつきの良いお札を使ったマジックです。
こちらはペンでお札を突き刺すという、見ている方もドキドキするマジックです。
現象
マジシャンは観客からお札を1枚借ります。
おもむろにポケットからペンを取り出し、お札に勢いよくペンを突き刺してしまいます。
ペンは間違いなくお札を貫通しています。
しかしペンをお札から引き抜くと穴がふさがってしまいます!
ペンは観客にあらためてもらう事ができますが仕掛けはわかりません。
これこそ違和感なく、携帯しやすいマジックNo.1ではないでしょうか。
筆箱や、手帳にペンを挟んでおけばいつでもできます。
しかもペンは普通に書くこともできます。
いつマジックを振られても良いように忍ばせておくことをお勧めします。
4.スーパースポンジボール
観客と一緒になって楽しむことができるので、距離が縮まるマジックです。
観客に本当にマジックを楽しんでもらうには「驚かせよう」ではなく
「一緒に楽しもう」とする雰囲気が大事です。
現象
マジシャンはがま口の金具部分だけを取り出します。
金具だけのがま口から何故か赤いスポンジボールが1個出現します。
その後も観客の手の中で握る事によって2個、3個と増えていき
最後はその3個をまとめて握ると1個の大きなスポンジボールになってしまいます!
わかりやすい現象の為、老若男女問わず楽しめるマジックです。
スポンジボールなので大きさの割にかさばりません。
実はいつでも仕込んでおけるコンパクトなマジックです。
5.携帯がペットボトルに
宴会芸ならやっぱりこれです。
テレビでもよくやっている人気のマジックです。
現象
マジシャンは水の入った封も切っていないペットボトルを取り出します。
どう見てもどこにでも売っている水です。
観客にペットボトルを調べてもらい、封を切って中の水を全て出してしまいます。
マジシャンは観客の一人に携帯電話を借りると目の前で携帯をペットボトルの中に入れてしまいます。
どう見ても携帯電話が入る所などなく、非常に不思議です。
やや大人数向けマジックで、いつでもどこでもというわけにはいきませんが、
宴会のような場での盛り上がりは抜群です。
また、難しいテクニックは不要で、誰でも少し練習すれば演じる事ができます。
宴会芸を求められたらとりあえずこれで場を凌ぎましょう。
まとめ
マジックが特技、趣味と言うからにはいつどこで「何かマジックやってよ」と言われても対応できなければなりません。
しかしギミック無しの日用品で、尚且つプロのマジックのようなインパクトを与えるには相当量の練習が必要です。
市販のマジックのメリットとして、質の良いものを選べば練習の手間なく凄いマジックを行う事ができます。
利用しない手はありません。
いつでも鞄に忍ばせていざというときに演じられるようにしておきましょう!