本記事では、本サイトで解説しているカードマジックのうち、特におすすめのものを難易度順に紹介しています。
ここで紹介しているマジックは簡単なものであってもインパクト抜群なので、手っ取り早くマジックを覚えたい方はぜひ参考にしてください。
簡単なものから難しいものまで、カードマジックに関してはかなりの分量があるので多くのマジックを習得したいという方は必見です。
難易度は★1から★5まで、5段階に分類しています。
難易度の目安
★1:テクニック不要、初心者でもすぐに習得可能
★2:多少のテクニックが必要、初心者でも多少練習すれば1日で習得可能
★3:テクニックが必要、初心者は数週間程度の練習が必要
★4:上級者向けマジック、やや難しいテクニックを使用または手順が複雑
★5:実際にプロが演じるマジック、手順が複雑かつ難しいテクニックを使用
マジックをする中で必要となるテクニックがある場合、各マジックの解説途中に必ずテクニックに関する記事へのリンクが貼ってあります。
「まだ何もテクニックを知らないけど何かマジックをしてみたい!」という方はとりあえず習得したいマジックを決め、必要なテクニックを随時覚えていくのがおすすめです。
カードマジックを1から網羅的に習得したいという方は以下の無料マジックレッスンを見てみてください。
こちらはコース形式になっており、基礎レベルからプロレベルまで段階を追って技法やマジックを習得していくことができます。
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また完全にカードマジック初心者の方はまず以下の記事を参考にしてみてください。
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難易度:★1
サンドイッチカード
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汎用性 | |
インパクト |
現象
観客に自由に一枚のカードを選んで覚えてもらい、デックの中ほどに埋めてしまいます。
マジシャンは2枚のエースを取り出してデックのトップとボトムに表向きでセットします。
そのままデックを一振りすると、2枚のエースの間に裏向きのカードが一枚だけ挟まれています。
裏向きのカードを表向きにすると、それが観客の選んだカードです。
おすすめシチュエーション
- シンプルで短めのマジック
- テーブルの上で行う
- 5人程度までの少人数相手におすすめ
探偵カード
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インパクト |
現象
相手に選んでもらったカードをデックの適当な場所に返してもらいます。
マジシャンは2枚の「探偵カード」を示し、デックの一番上と一番下に入れますが指を鳴らすと一瞬で消えてしまいます。
トランプを広げると相手のカードは2枚の探偵カードに挟まれています。
おすすめシチュエーション
- テクニック完全なしでも演技可能
- 現象がわかりやすい
- 5人程度までの少人数相手におすすめ
フラリッシュエスケープ
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インパクト |
現象
普通のトランプを取り出し、観客に1枚のカードを覚えてもらい、トランプを混ぜてしまいます。
デック一式をいったんカードケースにしまいます。
カードケースを反動をつけて真上に放り投げると、マジシャンの手には相手の選んだカードだけが抜き出されています。
他のカードは全てケースに収まったままで、ケースからテレポートしてきたかのように見えます。
おすすめシチュエーション
- ビジュアルで華やかなカード当て
- インパクトの割に簡単
- ある程度多人数でも見せやすい
難易度:★2
ストップカード
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インパクト |
現象
観客は1枚自由にカードを選びます。
その後、カードを戻しデックはしっかりシャッフルされ、カードがどこに行ったかはわからなくなります。
マジシャンがデックからカードを裏向きに配っていき、観客の好きなタイミングで「ストップ」と言ってもらいます。
なんと、観客がストップをかけた所のカードを表に返すと相手の選んだカードが出現します。
おすすめシチュエーション
- 少人数〜10人数程度まで対応可能
- 囲まれていても大丈夫
フォーエース
難易度 | |
汎用性 | |
インパクト |
現象
観客は1枚自由にカードを選びます。
4枚のエースを抜き出し、それらを裏向きでテーブルの上に並べます。
それぞれのエースの上に3枚のカードを裏向きのまま重ねた状態で、観客にどれか1つの山を選んでもらいます。
指を鳴らして観客が選んだ山にあるカードを表に返すとなんと、エースが4枚集まってきています。
おすすめシチュエーション
- 角度に関係なく演じられる
- エースを使った不可能性の高いマジック
フォーエース
難易度 | |
汎用性 | |
インパクト |
現象
観客は1枚自由にカードを選びます。
4枚のエースを抜き出し、それらを裏向きでテーブルの上に並べます。
それぞれのエースの上に3枚のカードを裏向きのまま重ねた状態で、観客にどれか1つの山を選んでもらいます。
指を鳴らして観客が選んだ山にあるカードを表に返すとなんと、エースが4枚集まってきています。
おすすめシチュエーション
- 角度に関係なく演じられる
- エースを使った不可能性の高いマジック
難易度:★3
リーピング・ジ・エーセス
難易度 | |
汎用性 | |
インパクト |
現象
1組のカードをパラパラと落としていき観客の自由な所でストップをかけて頂きそこでカードを分けます。
こうして何度もストップをかけて頂くことにより4つの山にカードを分けます。
分けたところのカードをめくると4枚全てがAです。
おすすめシチュエーション
- エースを使ったマジックのオープニングに最適
- 少人数〜中人数まで対応可能
ツイスティング・ジ・エーセス
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汎用性 | |
インパクト |
現象
4枚のエースを裏向きで取り出します。
おまじないをかけると1枚のエースが表に返ります。
もう一度おまじないをかけると今度は別のエースだけが表に返ります。
こうして目まぐるしく裏返るエースは変化していき、最終的に全種類のエースが1回ずつ表になってしまいます。
まるで幻を見ているような気分になるマジックです。
おすすめシチュエーション
- どのような場面でも演じられます
- わかりやすいので子供にもウケる
サイン・カード
難易度 | |
汎用性 | |
インパクト |
現象
マジシャンはデックの中から「謎のカード」と称した1枚のカードを抜き出し、裏向きでテーブルの上に置いておきます。
その後1組のデックの中から観客は自由に1枚のカードを選び、サインをします。
4枚のエースの中に観客のカードを混ぜておまじないをかけると、観客のカードは跡形もなく消えてしまいます。
最初に抜き出しておいた「謎のカード」を表向きにするとなんとそのカードが観客が選んだサイン付きのカードです。
おすすめシチュエーション
- 少人数向けのクロースアップマジック
- 準備不要なので演じられる機会は多い
テル・テイル・エーセス
難易度 | |
汎用性 | |
インパクト |
現象
マジシャンは観客にカードを選ばせ、一組のデックのどこかに混ぜてしまいます。
4枚のエースと1枚のジョーカーを取り出し、マジシャンはこれらのカードを使って観客のカードを当てると宣言します。
4枚のエースにおまじないをかけると観客のカードと同じマークのエースだけが裏向きになります。
次にジョーカーを一組のカードに混ぜておまじないをかけると、今度はジョーカーが先程裏向きになったはずのエースに変化します。
裏向きになっているエースをあらためて表向きにすると観客のカードに変化しています。
おすすめシチュエーション
- マジックに少し見慣れた観客がいる
- 1人〜10人程度の規模
難易度:★4
ギャンブラーズ・エーセス
難易度 | |
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インパクト |
現象
4枚のエースをバラバラにデックに入れます。
さらに表裏をバラバラにしてデック全体を混ぜてしまいます。
しかし指を鳴らすと4枚のAだけが表向きとなりほかのカードは全て向きが揃っています。
おすすめシチュエーション
- エースを使用したルーティンに
- 少人数向けのクロースアップマジック
トライアンフ
難易度 | |
汎用性 | |
インパクト |
現象
観客に1枚カードを選んでもらいます。
その後カードを戻し全体を混ぜますが、裏表までバラバラに混ぜてしまいます。
しかし指を鳴らすとカードの向きは揃い、唯一観客のカードのみが裏返っています。
おすすめシチュエーション
- 囲まれている状況でも演技可能
- 現象がわかりやくどこでも演じられる
アンビシャスカード
難易度 | |
汎用性 | |
インパクト |
現象
山の真ん中に入れたカードが指を鳴らすと一番上に上がってくるマジックです。
何度真ん中に入れても一番上に上がってきます。
最後は折り目を付けて裏からわかるようにしたカードが目の前で上に上がってきます。
実際に相手にカードにサインをしてもらったカードを上げることもできます。
おすすめシチュエーション
- カードマジックの王様
- どこで演じても確実にウケる
- 見たことがある人も多いのがデメリット
リセット②
難易度 | |
汎用性 | |
インパクト |
現象
4枚のエースとキング、合計8枚のカードを使ってマジックを始めます。
4枚のキングはテーブルの上、4枚のエースは手元に持ちますが、おまじないをかけると1枚ずつエースとキングが入れ替わっていきます。
手に持った全てのカードがキングになった所で再度おまじないをかけると、今度は一瞬にして4枚のエースに変化します。
テーブルの上のカードを見ると間違いなく4枚のキングになっており、配置が一瞬でリセットされている事が分かります。
おすすめシチュエーション
- 少人数向けのクロースアップマジック
- エースを使用したマジックのクライマックスに
オイル・アンド・ウォーター
難易度 | |
汎用性 | |
インパクト |
現象
マジシャンは赤いカードと黒いカードを4枚ずつ、合計8枚のカードを取り出します。
赤と黒を交互に並べて重ねますが、しばらく待つとドレッシングの中身が水と油で分離するように、赤いカードと黒いカードが分かれてしまいます。
最後は赤と黒が分かれた状態でカードをドレッシングのようによく振ると、赤と黒が交互に混ざってしまいます。
おすすめシチュエーション
- ストーリ性が面白い
- 老若男女問わず受ける
- クロースアップ向き
難易度:★5
コレクター
難易度 | |
汎用性 | |
インパクト |
現象
お客様に選んでもらった3枚のカードをバラバラにトランプの中へ入れます。
4枚のAを上に載せて指を鳴らし、Aを広げると3枚のカードがAに挟まれています。
おすすめシチュエーション
- わかりやすい現象と高い難易度
- 角度には強い
ゴージャス
難易度 | |
汎用性 | |
インパクト |
現象
観客に4枚のAと4枚のKを見せます。
AとKを別々の場所に置き、Aを数えていきますが、Aが1枚ずつ裏返っていきます。
全てのAが裏返ったところでカードを表にするとなんとKに変わっています!
その後カードを集めて指を鳴らすとAとKは交互に並び、、最後は驚きの結末が!
おすすめシチュエーション
- あらゆる現象が起きる
- シンプルではないのでマジックに見慣れた人向け
- 事前準備が必要
リコレクター
難易度 | |
汎用性 | |
インパクト |
現象
マジシャンはまず4枚のエースを取り出し、テーブルの上に置いておきます。
続いて3枚のカードを自由に観客に選ばせ、4枚のキングの間に挟んでおきます。
おまじないをかけると4枚のキングの間にあった観客のカードは全て消え、テーブルの上の4枚のエースの間に挟まれています。
おすすめシチュエーション
- 3人以上の観客がいる場合
- マジックに見慣れた観客でも驚く
- テーブル上で行うマジック
まとめ
本サイトではここに紹介しているもの以外にも150種類以上のマジック、テクニックを解説しています。
検索機能を用いることでジャンル別、難易度別などお探しの条件のマジックをすぐに見つけられるようになっているので、ぜひ活用してたくさんのマジックを習得してみてください。