【トランプマジックテクニック】ドリブルオフのやり方・コツ

ドリブルオフ3 テクニック

ドリブルオフとは

 

1組のデックを右手から左手にパラパラと落としていく技術です。

「落としていくので好きな所でストップ言ってください」とよくテレビで見るあれです。

相手にカードを選んでもらう際などに使用する他、演技のアクセントやミスディレクションに使用したりと、意外と使いどころは多いです。

力加減が難しく、綺麗にやるにはそれなりの練習が必要です。

 

テクニックというよりフラリッシュに近い感覚ですね。

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ドリブルオフの用途

観客にカードを選んでもらう

 

最も王道の使い方ですね。

パラパラとカードを落としていき「ストップ!」と声がかかった所で止めてあげます。

しかし、普通にスプレッドから選ばせるのと少し用途が変わってきます。

 

ドリブルオフによってカードを選ばせることによって特定のカードを取らせない、フォースに近い使い方をする事が可能です。

上の方の数枚を取らせたくない場合や下の方の数枚を取らせたくない場合にドリブルオフは重宝します。

落とす速度を調整することで前半を選ばせたり後半を選ばせたりある程度強制することができます。

 

あらかじめトップカードから数枚をセットしておくマジックは多いので、ドリブルオフによるフォースが役立つ機会は多いはずです。

 

カードが埋もれた事を強調する

 

相手にカードを選んでもらい、デックに返して混ぜた後でドリブルオフを行うことにより、相手のカードが埋もれてしまったことを強調できます。

実際にはある程度コントロールしていたとしても、この動作は観客に「もうどこにあるかわからない」と強く印象付けることができます。

 

マジックにおいて「印象」という効果は協力で、実際に現象が起きた時の驚きを最大限にすることができます。侮れません。

この使い方をする場合はまっすぐきれいに落とすのではなく、若干ラフに、バラバラになるイメージで落としていくほうが効果的です。

 

ミスディレクションとして使う

 

ミスディレクションとは「観客の注意をそらす」という意味でマジックではよく使われます。

喋りながら行うドリブルオフは観客の目から見ればただのパフォーマンスの一部かもしれませんが、実際には別の動作を隠すためのミスディレクションとして使われていることもあります。

 

例えば直前にクラシックパスなどの少し怪しい動作をした場合。

その動作の直後にドリブルオフを入れることによって観客の認識から怪しい動作を消すことができます。

マジックにおいてミスディレクションを上手く使う事は非常に重要です。

ドリブルオフは観客の視線を確実に集めることができる、と覚えておくと後々役に立つ場面は多いと思います。

 

ドリブルオフのやり方

 

デックを右手にビドルポジションに持ちます。

この時、デックの中央部分を人差し指で押し、親指と中指でデックの上下を引くことによりブリッジ(湾曲)をかけます。

 

ドリブルオフ1

 

右手の下に左手を開いて待ち構え、右手の親指と中指の力を緩めることによってデックをパラパラと落としていきます。

ブリッジの反発力を生かして弾くようなイメージでやると綺麗に落としていけるかと思います。

 

ドリブルオフ3

 

右手と左手の間隔は15~20センチ程度が最適です。

最初は狭めの間隔で練習し、まっすぐ飛ばせるようになってきたら間隔を広げていくと良いでしょう。

 

ドリブルオフ2

 

最後は「弾く」というよりは「離す」に近い感覚になります。

最後までブリッジをさせて弾いていると最後の1枚はどこかへ飛んで行ってしまう事が多いです。

その為、終盤が近くなったらブリッジの力を弱め、指を離していくことによって落としていきましょう。

 

ドリブルオフ4

 

デックを整えて終了です。

 

ドリブルオフ5

ドリブルオフのポイント

感覚をつかむ

 

これを言ってしまうと元も子もない感じはしますが、ドリブルオフに関しては1にも2にも練習で、感覚をつかむしかありません。

恐らく最初はカードがボトボトと落ちる、もしくはあらぬ方向に飛んで行ってしまう人が多いと思います。

 

ボトボトとある程度まとまった塊のまま落ちてしまう方は、ブリッジの力が足りません。

もう少しデックに力を入れて湾曲させ、その反発力を生かして勢いよく落としていきましょう。

 

あらぬ方向へ飛んでいってしまう人はブリッジの力が強すぎる、もしくは右手の親指と中指で均一にカードを離せていない、のどちらかかと思います。

均一な力でまっすぐ落としていけるよう、練習あるのみです。

 

最初と最後は手の距離を近づける

 

ドリブルオフは最初と最後が特に難しく、変な方向へカードが飛んでいきやすいです。

その為、最初と最後だけでも左右の手の距離を近づけ、高さを低くすることによって成功率は高くなります。

 

左手の位置は下で固定するので、右手を低めの所から始め、高さを上げていき、終盤でまた下げるといったイメージです。

 

スピードも調整できるようになるべし

 

綺麗にカードを落としていけるようになったら今度はスピードの調節をできるよう練習すべきです。

恐らく多くの方が最初は早いスピードで落としていっているかと思います。

しかし、ドリブルオフにおいてはゆっくりカードを落とす方が難しいです。

 

いざ観客にカードを選んでもらう際に一瞬で落とし終わってしまうようでは不親切です。

ある程度ゆっくりでも落としていけるようにしましょう。

 

マジックによってはデックの下半分や上半分から取らせる必要があるものもあります。

早く、遅くとスピードを調節することにより、ある程度思い通りの場所でストップがかかるようコントロールすることができます。

 

まとめ

 

ドリブルオフのテクニックだけで何かマジックができるわけではありませんが、非常に重要なテクニックです。

アクセントとしてシャッフルの間に取り入れるだけでも効果的で、マジックの質を格上げしてくれます。

 

一朝一夕で身につく技術ではありませんので、きれいにドリブルオフができるよう日々練習を重ねましょう。

 

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